GPコロンバスレガシー マーフォーク優勝記念age!
カバレッジを読んでて、特に面白かった
シングルエリミ準決勝、齋藤友晴氏とCaleb Durward氏の
青黒マーフォーク 対 青緑サバイバルマッドネス を勝手に翻訳。
(※出典:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpcol10/welcome#6)
いつもDNでは翻訳記事を読ませてもらってばかりなので
たまには自分で頑張って訳すよ!
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準決勝 - Caleb Durward vs. 齋藤友晴
2日目の早朝に行われたRound15にて、既にDurwardと齋藤は一度対戦している。
そのときは齋藤が2-0でCalebに勝利。
「ああ、さっきはフルボッコだったよ。齋藤はゲームの流れを作るのが得意なのかもね」
ダイスロールは齋藤が勝利し、先手を選択。両者揃っての1マリガンにてゲームスタート。
両者とも1ターン目にアクションは無く、
齋藤が第2ターンに《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》をプレイする。
返しのターン、Durwardは《野生の雑種犬/Wild Mongrel》をプレイしようと試みるも
これには齋藤の《目くらまし/Daze》。
続いて《アトランティスの王/Lord of Atlantis》が盤面に降り立ち、
司令官が島渡りによるDurward本体へのフリーパスを獲得。Durwardのライフは17へ。
《目くらまし/Daze》による土地のディスアドバンテージを見たDurwardは
《不毛の大地/Wasteland》で《Underground Sea》を割りにかかり、
齋藤の土地を《島/Island》1枚に押さえ込む。
Durwardは続いて《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》を通常プレイしてエンド。
返しのターンでなんとか《変わり谷/Mutavault》を引き込んだ齋藤は
これをそのままセットし、《島/Island》と合わせての2マナで司令官のレベルを2に引き上げる。
4/4飛行と2/2がDurwardに襲い掛かり、ライフは11。
Durwardのターン、土地をアンタップして《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をプレイ。
しかしこれは遅すぎる一手。
次のターンに齋藤が《不毛の大地/Wasteland》でDurwardの《Tropical Island》を割ると、
Durwardは投了した。
Caleb Durward 0 - 齋藤友晴 1
第2ゲーム、先手を取ったDurwardは
セット《森/Forest》から《貴族の教主/Noble Hierarch》のロケットスタート。
続くターンにも彼は《霧深い雨林/Misty Rainforest》から再び《森/Forest》をサーチ。
齋藤の《アトランティスの王/Lord of Atlantis》には島を渡らせまいとする姿勢を見せる。
この森2枚からプレイされた《野生の雑種犬/Wild Mongrel》には齋藤の《Force of Will》。
返しのターン、齋藤は追い討ちをかけるように
《貴族の教主/Noble Hierarch》へ《水没/Submerge》をプレイ。
まっさらになった盤面へ《銀エラの達人/Silvergill Adept》を追加して終了する。
盤面の再構築を迫られたDurwardは、
勢い良く《適者生存/Survival of the Fittest》をプレイし、これが通る。
齋藤は返しのターンでもう1体《銀エラの達人/Silvergill Adept》を追加し、
対象を待ち構える《不毛の大地/Wasteland》を立たせてターンエンド。
齋藤のターン終了時、Durwardは《適者生存/Survival of the Fittest》で
《復讐蔦/Vengevine》を落とし《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》をサーチ。
返しのターン、先程持ってきたルートワラをマッドネスコストでプレイしながら
追加の《復讐蔦/Vengevine》を持ってきたDurwardは、
続いて《貴族の教主/Noble Hierarch》をプレイ。
墓地から蘇った《復讐蔦/Vengevine》が齋藤に襲い掛かり、
齋藤のライフを14まで減らす。
盤面のクロックをなんとしてもDurwardから取り戻したい齋藤は、
再びのフリーパス製造機《アトランティスの王/Lord of Atlantis》をプレイ。
しかしここにDurwardは青マナを浮かせながらピッチの《目くらまし/Daze》を合わせる。
この《目くらまし/Daze》は
・「自身が島をコントロールしていない状態にする」
・「マナを縛り、齋藤の《変わり谷/Mutavault》をこのターン殴れなくさせる」
という2つの効果を狙ってのもの。
果たしてそれは成功し、ルートワラは銀エラの攻撃をチャンプブロック。
続くターン、賛美付きの5点クロックが再度襲い掛かり、齋藤のライフは9。
《アトランティスの王/Lord of Atlantis》が居る盤面で
《島/Island》を戻したくないDurwardは、土地を置かずにターンを返す。
そして齋藤のターン、彼は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》という爆弾を盤面に投下する。
クリーチャー主体のデッキでの圧倒的な支配力を持つこの伝説の装備品は、
《銀エラの達人/Silvergill Adept》が手に取ってDurwardに攻撃。Durwardのライフは11。
齋藤のターン終了時、Durwardは《適者生存/Survival of the Fittest》を連続して起動。
《復讐蔦/Vengevine》→《復讐蔦/Vengevine》→《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》、
そして手札から《不可思議/Wonder》を落としての《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》。
次のターン、蘇った《復讐蔦/Vengevine》たちが上空から致死量のダメージを叩き出した。
Caleb Durward 1 - 齋藤友晴 1
3戦目の開始時、マリガンのシャッフルをしながらDurwardは齋藤に尋ねる。
「日本からのフライトはどのくらいかかったんだい?」
「15時間くらいかな」と齋藤。
Durward、かぶりを振って「そいつは"crazy"だな」。
齋藤は笑顔で返す。
「I’m crazy」
それはギャラリーの笑みをも誘う、素敵な笑顔。
しかし、Durwardの笑みはすぐに曇る事となる ―― Durward、痛恨のダブルマリガン。
一方初手をキープした齋藤は、初動となる第2ターンに
《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》を力強く盤面へと送り出す。
Durwardはこれに対抗するべく、返しのターンで《野生の雑種犬/Wild Mongrel》をプレイするが
齋藤はしっかり《目くらまし/Daze》を握っていた。
さらに、ここからDurwardにとっての災難が続く。
齋藤は《不毛の大地/Wasteland》でDurwardの《Tropical Island》を破壊し、
《霊気の薬瓶/AEther Vial》を盤面に追加。
この薬瓶により、齋藤が今後自身のマナを全て司令官のレベルアップに使うであろうこと、
そして今、自身の喉元に刃が突きつけられていることをDurwardは理解する。
あまりにも早く盤面に構築されてしまった司令官率いるクロック、
そして自身の手札も苦しいDurwardは
意を決してのフルタップから《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》。
齋藤がこのカードをケア出来ないと踏んでのこのプレイは無事に解決され、
齋藤はレスポンスでの薬瓶起動から《呪い捕らえ/Cursecatcher》を出すのみ。
返しの齋藤のターン、この《呪い捕らえ/Cursecatcher》と
《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》のタッグがDurwardのライフを9まで落とす。
Durwardはフェッチランドを2枚起動。残りライフは、7。
Durwardのターン、《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》が通常プレイされ、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をルートワラが取ってターンエンド。
しかし、齋藤はターンエンドの薬瓶起動から彼の軍勢をさらに追加する。
そして示された《自然の喪失/Nature’s Ruin》がDurwardのルートワラを退けると、
齋藤と彼のマーフォークたちが勝利への海路を泳ぎ切ったのだった。
Caleb Durward 1 - 齋藤友晴 2
齋藤友晴 Win!!
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カバレッジを読んでて、特に面白かった
シングルエリミ準決勝、齋藤友晴氏とCaleb Durward氏の
青黒マーフォーク 対 青緑サバイバルマッドネス を勝手に翻訳。
(※出典:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpcol10/welcome#6)
いつもDNでは翻訳記事を読ませてもらってばかりなので
たまには自分で頑張って訳すよ!
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準決勝 - Caleb Durward vs. 齋藤友晴
2日目の早朝に行われたRound15にて、既にDurwardと齋藤は一度対戦している。
そのときは齋藤が2-0でCalebに勝利。
「ああ、さっきはフルボッコだったよ。齋藤はゲームの流れを作るのが得意なのかもね」
ダイスロールは齋藤が勝利し、先手を選択。両者揃っての1マリガンにてゲームスタート。
両者とも1ターン目にアクションは無く、
齋藤が第2ターンに《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》をプレイする。
返しのターン、Durwardは《野生の雑種犬/Wild Mongrel》をプレイしようと試みるも
これには齋藤の《目くらまし/Daze》。
続いて《アトランティスの王/Lord of Atlantis》が盤面に降り立ち、
司令官が島渡りによるDurward本体へのフリーパスを獲得。Durwardのライフは17へ。
《目くらまし/Daze》による土地のディスアドバンテージを見たDurwardは
《不毛の大地/Wasteland》で《Underground Sea》を割りにかかり、
齋藤の土地を《島/Island》1枚に押さえ込む。
Durwardは続いて《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》を通常プレイしてエンド。
返しのターンでなんとか《変わり谷/Mutavault》を引き込んだ齋藤は
これをそのままセットし、《島/Island》と合わせての2マナで司令官のレベルを2に引き上げる。
4/4飛行と2/2がDurwardに襲い掛かり、ライフは11。
Durwardのターン、土地をアンタップして《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をプレイ。
しかしこれは遅すぎる一手。
次のターンに齋藤が《不毛の大地/Wasteland》でDurwardの《Tropical Island》を割ると、
Durwardは投了した。
Caleb Durward 0 - 齋藤友晴 1
第2ゲーム、先手を取ったDurwardは
セット《森/Forest》から《貴族の教主/Noble Hierarch》のロケットスタート。
続くターンにも彼は《霧深い雨林/Misty Rainforest》から再び《森/Forest》をサーチ。
齋藤の《アトランティスの王/Lord of Atlantis》には島を渡らせまいとする姿勢を見せる。
この森2枚からプレイされた《野生の雑種犬/Wild Mongrel》には齋藤の《Force of Will》。
返しのターン、齋藤は追い討ちをかけるように
《貴族の教主/Noble Hierarch》へ《水没/Submerge》をプレイ。
まっさらになった盤面へ《銀エラの達人/Silvergill Adept》を追加して終了する。
盤面の再構築を迫られたDurwardは、
勢い良く《適者生存/Survival of the Fittest》をプレイし、これが通る。
齋藤は返しのターンでもう1体《銀エラの達人/Silvergill Adept》を追加し、
対象を待ち構える《不毛の大地/Wasteland》を立たせてターンエンド。
齋藤のターン終了時、Durwardは《適者生存/Survival of the Fittest》で
《復讐蔦/Vengevine》を落とし《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》をサーチ。
返しのターン、先程持ってきたルートワラをマッドネスコストでプレイしながら
追加の《復讐蔦/Vengevine》を持ってきたDurwardは、
続いて《貴族の教主/Noble Hierarch》をプレイ。
墓地から蘇った《復讐蔦/Vengevine》が齋藤に襲い掛かり、
齋藤のライフを14まで減らす。
盤面のクロックをなんとしてもDurwardから取り戻したい齋藤は、
再びのフリーパス製造機《アトランティスの王/Lord of Atlantis》をプレイ。
しかしここにDurwardは青マナを浮かせながらピッチの《目くらまし/Daze》を合わせる。
この《目くらまし/Daze》は
・「自身が島をコントロールしていない状態にする」
・「マナを縛り、齋藤の《変わり谷/Mutavault》をこのターン殴れなくさせる」
という2つの効果を狙ってのもの。
果たしてそれは成功し、ルートワラは銀エラの攻撃をチャンプブロック。
続くターン、賛美付きの5点クロックが再度襲い掛かり、齋藤のライフは9。
《アトランティスの王/Lord of Atlantis》が居る盤面で
《島/Island》を戻したくないDurwardは、土地を置かずにターンを返す。
そして齋藤のターン、彼は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》という爆弾を盤面に投下する。
クリーチャー主体のデッキでの圧倒的な支配力を持つこの伝説の装備品は、
《銀エラの達人/Silvergill Adept》が手に取ってDurwardに攻撃。Durwardのライフは11。
齋藤のターン終了時、Durwardは《適者生存/Survival of the Fittest》を連続して起動。
《復讐蔦/Vengevine》→《復讐蔦/Vengevine》→《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》、
そして手札から《不可思議/Wonder》を落としての《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》。
次のターン、蘇った《復讐蔦/Vengevine》たちが上空から致死量のダメージを叩き出した。
Caleb Durward 1 - 齋藤友晴 1
3戦目の開始時、マリガンのシャッフルをしながらDurwardは齋藤に尋ねる。
「日本からのフライトはどのくらいかかったんだい?」
「15時間くらいかな」と齋藤。
Durward、かぶりを振って「そいつは"crazy"だな」。
齋藤は笑顔で返す。
「I’m crazy」
それはギャラリーの笑みをも誘う、素敵な笑顔。
しかし、Durwardの笑みはすぐに曇る事となる ―― Durward、痛恨のダブルマリガン。
一方初手をキープした齋藤は、初動となる第2ターンに
《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》を力強く盤面へと送り出す。
Durwardはこれに対抗するべく、返しのターンで《野生の雑種犬/Wild Mongrel》をプレイするが
齋藤はしっかり《目くらまし/Daze》を握っていた。
さらに、ここからDurwardにとっての災難が続く。
齋藤は《不毛の大地/Wasteland》でDurwardの《Tropical Island》を破壊し、
《霊気の薬瓶/AEther Vial》を盤面に追加。
この薬瓶により、齋藤が今後自身のマナを全て司令官のレベルアップに使うであろうこと、
そして今、自身の喉元に刃が突きつけられていることをDurwardは理解する。
あまりにも早く盤面に構築されてしまった司令官率いるクロック、
そして自身の手札も苦しいDurwardは
意を決してのフルタップから《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》。
齋藤がこのカードをケア出来ないと踏んでのこのプレイは無事に解決され、
齋藤はレスポンスでの薬瓶起動から《呪い捕らえ/Cursecatcher》を出すのみ。
返しの齋藤のターン、この《呪い捕らえ/Cursecatcher》と
《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》のタッグがDurwardのライフを9まで落とす。
Durwardはフェッチランドを2枚起動。残りライフは、7。
Durwardのターン、《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》が通常プレイされ、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をルートワラが取ってターンエンド。
しかし、齋藤はターンエンドの薬瓶起動から彼の軍勢をさらに追加する。
そして示された《自然の喪失/Nature’s Ruin》がDurwardのルートワラを退けると、
齋藤と彼のマーフォークたちが勝利への海路を泳ぎ切ったのだった。
Caleb Durward 1 - 齋藤友晴 2
齋藤友晴 Win!!
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