というわけで行ってきましたSOMプレリ。
場所はいつもの板橋。同行者はymdととすきち。

会場は今までのプレリよりもずっと多かった…!
午前中分の受付が溢れてしまうほどの盛況ぶり。200人↑は居たのかな。
皆ミラディン好きなのねえ。


午前中はシールド参加。
パックを開けてカードを色別に分類すると積み上がる銀色の山。
逆に色付きのカードは6パック開けても各色それぞれ10枚くらい。
これが…これがミラディンか…!

パックプールはボムカードが無く色決めに悩んでしまい、
またあまりに銀色が多すぎて逆に構築に手間取ってしまうも
なんとか時間ぎりぎりで以下のデッキを構築。


「白茶タッチ緑赤 がっちり中低速ビート」(新規カードは簡易説明付き)

1:《マイア鍛冶》(1W 銀色呪文を唱えるたび(1)で1/1マイアトークン)
1:《ケンバの空護衛》(1WW 飛行 Cipで2点ゲイン)
1:《鍛えられた鋼》(1WW 自分の銀色生物全てに+2/+2エンチャント)
1:《正義の施行》(2W 攻撃生物1体生贄にさせる 金属術で2体)
1:《拘引/Arrest》
1:《ガルマの保護者》(3W 2/4 金属術で+2/+2)
1:《真実の確信》(3WWW 自分の生物全て二段攻撃+絆魂エンチャント)

1:《真っ二つ》(2GG キャントリップ付き《帰化/Naturalize》)
1:《酸の巣の蜘蛛》(3GG 3/5到達 Cipで装備品破壊可)

1:《感電破》(R 金属術で4点火力になる《ショック/Shock》)
1:《粉砕/Shatter》

1:《起源の呪文爆弾》(1 1マナ生贄で1/1マイア 墓地に落ちるときWで1ドロー)
1:《地平線の呪文爆弾》(1 2マナ生贄で基本土地手札に 墓地落ちGで1ドロー)
1:《ダークスティールの斧》(1 破壊されない 装備生物に+2/+0 装備2)
1:《絡み線の壁》(2 0/6防衛 G注ぐと到達)
1:《パラジウムのマイア》(3 2/2 タップで無色2マナ)
1:《ヴァルショクの模造品》(3 3/1 1R払って生贄でプレイヤーに3点)
1:《感染の三角護符》(4 カウンター3 2マナタップでInfect持ち1/1製造 GGタップで貯め)
1:《試作品の扉》(4 Cipで手札の銀色刻印 マナコスト払いタップでコピートークン製造)
1:《金属の駿馬》(4 2/2 金属術で+2/+2)
1:《剣爪のゴーレム》(5 4/2 R注ぐと先制攻撃)
1:《ダークスティールの歩哨》(6 3/3 瞬速警戒破壊されない)
1:《剃刀ヶ原の打つもの》(7 6/4)

8:《平地/Plains》
6:《森/Forest》
3:《山/Mountain》


アドバンテージを取れるカードとアーティファクトを割れるカードを
ありったけ全部突っ込んだ結果、このような地上がっちり系に。
パワーカードを引くまで1:1交換で凌ぎつつ
相手より先に引ければ勝ち、引けなければ負け、という判りやすいデッキ。

なお使わなかったレアは
《記憶殺し》《起源の波》《水銀のガルガンチュアン》の3つ。
ガルガンチュアンは入れたかったけど4色はちょっと…という訳でパス。



いつもどおりの4回戦!

【1回戦目】vs赤青

R1:
相手の方が生物でないアーティファクトを並べている間に
マイアも含めて序盤に2点→4点ずつ削っていくも
地上が膠着したあと、空から金属術達成でライブラリーを4枚削る鳥が
ちくちく殴ってきてこちらライブラリーアウトで負け。
SoMだから毒殺は覚悟してたけどライブラリーアウトは予想外だった…!

R2:
相手の方土地詰まり気味のところに出てきたマナマイアを
《粉砕/Shatter》で止めてそのまま殴りきり。

R3:
相手の方2tマナマイアから、3t《槌のコス》光臨。
なん…だと…!?
召還から即山アンタップで殴られ始める。
こちらも《ケンバの空護衛》でちくちくとコスの忠誠度を削っていくも
山のクロックが止まらずにあっという間にライフは7点まで落ち込む。
《パラジウムのマイア》をチャンプに差し出し、返しで引き込んだ
《ダークスティールの斧》を《ケンバの空護衛》に付けてコスさんに退場願う。
ここでにらみ合いになったところで、手札で温存していた
虎の子の《試作品の扉》ぶっぱから《ダークスティールの歩哨》刻印。
あとは毎ターン3/3警戒破壊されないトークンが増えたところで
ボードを取り返して殴り勝ち。


×○○


【2回戦目】 vs黒赤タッチ青(茶鴨さん)

どこかでお見かけした方だなあと思ったら
レガシー大会で会っていた茶鴨さんだったでござる。これを機にご挨拶。

R1:
真っ直ぐなビートダウンを繰り返すこちらと、
アドバンテージエンジンでそれをいなす茶鴨さんという構図に。
ぐだった場で茶鴨さんが置いた《思考の三角護符》から
カード3枚分のアドバンテージを持って行かれて
《トゲ撃ちの古老》で生物を焼かれて
茶鴨さん金属術達成→《刃族の狂戦士》が6/6速攻で殴ってきて負け。
こちらのミスは《トゲ撃ちの古老》をすぐ焼かなかったこと。
起動にタップが必要無いことをすっかり見落としていた…気をつけないと。

R2:
《トゲ撃ちの古老》→《皮裂き》→《思考の三角護符》→
《刃族の狂戦士》→《壊死のウーズ》と綺麗に繋げられて、
最後は墓地の《トゲ撃ちの古老》の能力を持った《壊死のウーズ》が
本体を直接焼いてきて負け。なにあのデッキこわい…!

手札の《粉砕/Shatter》が悲しそうにこちらを見ていた。
色付きのレアに対処する手段がシールドだと相当に限られる印象。

××



【3回戦目】 vs赤青

R1:
土地3枚キープで始めたら死ぬまで土地を引かなかったでござる。

R2:
こちらの空と相手の地上で不利なダメージレースを挑むも
6マナ到達と同時にキャストした《真実の確信》が通って
ダメージレースがひっくり返って勝ち。

R3:
こちら序盤からガンガン展開してライフを詰める。
相手の方のライフを5点まで詰めた段階でお互いの場が壮絶にぐだる。
あとはライフを詰めるほうが良い、と判断して
アド損覚悟で全軍を突っ込ませライフを3まで減らすも
相手の場に残った《ヴァルショクの模造品》に3点ずつちくちく殴られる。
置物で金属術達成済だったので、パワー3以上の生物か《金属破》を引ければ勝ち…!
だったのだが、そこからのドローが4連続土地で負け。
負けた後にライブラリートップを見ると《金属破》。そんなもんですよねー。


×○×


【4回戦目】 vs赤白

ここまで4戦連続で相手の方の色が赤。
やはりSoMシールドは赤が入り易いんだろうなあ。

R1:
《ケンバの空護衛》で空から殴って
初手にあった《真実の確信》を6マナ到達と同時にキャスト。
あとは空からライフレースをひっくり返すだけのカンタンなお仕事。

R2:
再び《真実の確信》がある初手をキープ。
序盤の攻勢は《絡み線の壁》で防ぐ。空も止められるタフネス6は偉大。
しかし今度は相手方の場に《きらめく鷹の偶像》と
《カルドーサのフェニックス》がご光臨。
2体の航空戦力を前に守勢に回らざるを得なくなり、
最後はこちらのブロッカーが足りずに押し切られて負け。

R3:
序盤を1:1交換で凌いで、《パラジウムのマイア》のマナブーストから
再び《試作品の扉》に《ダークスティールの歩哨》を刻印。
あとは破壊されない3/3軍団が殴って勝ち。ブンブン。


○×○


というわけで午前シールド結果は2-2で2パックゲット。
同行のymd、とすきちも結果が今ひとつ振るわなかったようで
どのカードが強かった、いやいやこんなコンバットトリックされた、など
プレリの日らしい会話をしながら駅前でお昼ご飯を食べる。



午後はymdと共に恒例の2HG(TwoHeadGiant; 双頭巨人戦)へ参戦。
とすきちは時間の都合でガンスリンガーへ。

今度こそ良いデッキ組みたいねー、とymdと話しながらパックを剥く。


…5分後、そこには引き攣った笑いをする不審な2人の姿が。
まずは完成した2人のデッキレシピから。




ymd担当デッキ「赤黒毒殺アグロ」

1:《感電破》
1:《槌のコス》(2RRのPW つよい)
1:《血まなこの練習生/Bloodshot Trainee》
2:《金屑化》(3RR クリーチャー1体に5点+付けられている装備品破壊)
1:《蔵精錬のドラゴン》(4RR 5/5飛行 3Rでアーティファクト破壊)

1:《闇の掌握》(BB 生物1体に-4/-4)
1:《疫病のとげ刺し》(1B 1/1飛行感染)
1:《胆液の鼠》(1BB 2/1 感染 Cipで全プレイヤーに毒1)
1:《法務官の手》(3B 3/2 感染生物ロード)
1:《肉体アレルギー》(2BB 追加コスト生物生贄 対象生物破壊)
1:《荒廃のドラゴン、スキジリクス》(3BB 4/4飛行感染 Bで速攻 BBで再生)

1:《地平線の呪文爆弾》
2:《ダークスティールの斧》
2:《媒介のアスプ》(1 1/1 B注ぐと感染)
1:《屍百足》(2 1/1感染 場から墓地で-1/-1を1個置ける)
1:《胆液爪のマイア》(2 1/1感染 ブロックされると+2/+2)
1:《危険なマイア》(2 1/1 場から墓地で2点ダメージを飛ばせる)
2:《死体の野犬》(4 2/2感染 Cipで感染生物を墓地から回収可)

9:《沼/Swamp》
9:《山/Mountain》




flow担当デッキ「青白増殖ガード」

2:《存在の破棄》(1W ソーサリー&追放になった《解呪/Disenchant》)
2:《拘引/Arrest》

2:《かき鳴らし鳥》(1U 1/1飛行 プレイヤーに戦闘ダメージで増殖)
2:《停止命令》(2U 銀色専用打ち消し キャントリップ)
2:《冷静な反論》(金属術でコストが1減る《取り消し/Cancel》)
1:《着実な進歩》(2U キャントリップ付き増殖)
1:《屑鉄潜りの海蛇》(5UU 防御側が銀色コントロールしているとブロックされない)

1:《滞留者ヴェンセール》(3WUのPW つよい)

2:《絡み線の壁》
2:《伝染病の留め金》(2 Cipで-1/-1を1個生物へ 4マナタップで増殖)
1:《金のマイア/Gold Myr》
1:《刻まれた勇者》(3 2/2 金属術でプロテクション(全色))
1:《嵌め乗りの滑空者》(3 2/2 金属術で飛行)
2:《転倒の磁石》(3 カウンター3つで場に 1個取り除いてタッパー)
1:《感染の三角護符》
1:《伝染病エンジン》(6 Cipでプレイヤー1人の全生物に-1/-1 4マナタップで増殖2回)

9:《島/Island》
8:《平地/Plains》




強い。これまでの2HGで組んだデッキの中でも1番強い。
その上金銭的収支も大黒字。《槌のコス》に至っては光ってる。

2HGの有毒カウンターの扱いは
「いずれかのプレイヤーに毒カウンターが10個乗ったら勝ち」なので
毒殺を狙う場合は実質相手のライフは10ということを聞いてから、毒殺狙いに定めてパーツを吟味。
感染毒殺を狙う攻撃役のymdのデッキ、それを増殖で補佐する防御役のflowのデッキ、と
それぞれ欲しいパーツをありったけ突っ込んだら↑のレシピに。


カードプールを見たジャッジの方(いつもお世話になっています、感謝)に
「このレア出しておいて3-0出来なかったらコス没収な」
煽られたりしながらデッキを構築し、チームCU-BE、いざ出陣。



【1回戦目】赤青 + 緑黒

後手スタート。
序盤の地上戦を壁とマイアで凌ぐ立ち上がり。
flow側は《伝染病の留め金》で相手のマナマイアを除去しつつカウンターを構える。
ymd側は《胆液の鼠》でまずは毒をばら撒き、
続く4tに最速で《槌のコス》を着地させると
相手方がコスの排除のためにこちらの生物に除去呪文を多く使ってくれる。

こちらは《伝染病の留め金》の増殖と+能力でコスを延命させながら
追加のフライヤーだけカウンターと除去で凌ぎつつ、
一緒に相手の毒カウンターも増やしていく。
最終的にコスは落とされるも、その代わりにがら空きになった空に向かって
ymdの《疫病のとげ刺し》が殴りかかり毒カウンターをさらに増やしていく。

最後は《ダークスティールの斧》を持った《疫病のとげ刺し》に
飛んできた除去をカウンターで弾いて毒殺勝利。



【2回戦目】赤青 + 緑黒

後手スタート。
相手方は呪文爆弾スタートから《憤怒の三角護符》を両者とも展開。
こちらは序盤ゆっくりモード、かつymd側の土地が2枚で1tだけ止まる。
それを見た相手方がテンポ戦略を取り始める。
ymd側がプレイした《胆液の鼠》をバウンスされ、
相手方の《胆液爪のマイア》で毒を乗せられる。
そして緑黒側の相手方からプレイされる《嚢胞抱え》。
あ…相手方も感染デッキだ…っ!
さすがにこれには《拘引/Arrest》を合わせるも、
《胆液爪のマイア》が《憤怒の三角護符》で強化されて毒がさらに貯まる。

返しでymdは虎の子の《血まなこの練習生/Bloodshot Trainee》と
《ダークスティールの斧》の4点砲台を作ろうとする…も、
これには赤青側のバウンスが刺さり、こちらはブロッカーを立たせるのみ。
flow側は《転倒の磁石》で感染持ちを寝かしつつ
追加の《テル=ジラードの堕ちたる者》はカウンターするも
次のターン場に出てきた《法務官の手》は通してしまい
さらに追加で感染持ちをプレイされ、さらに毒を喰らって危険域へ。

しかしymd側がようやく4点砲台を完成させこちらも一息着く。
が、相手側の毒カウンターが2個なのに対し、
こちらの毒カウンターは既に8個なので下手に攻勢に出るわけにも行かず
常にブロッカーを用意して膠着状態に持ち込み。

と、ここでymdから何やらこちらに手札を見せてのアピール。
最初は何だか分かっていなかったけど、指を折って数える仕草でようやく把握。
こちらのターン、ymd側《ダークスティールの斧》プレイから
《荒廃のドラゴン、スキジリクス》に斧を持たせてアタック。
これが通り、相手の毒カウンターを8個に増やしてから
カウンターを構えつつflow側《着実な進歩》で相手だけ毒9に→
ymd側《胆液の鼠》プレイで毒カウンターの数が10対9になって毒殺逆転勝ち。

一方終わったときのライフメモは28対27。毒殺デッキ対決はこうなるのか…!



【3回戦目】青黒 + 白赤

3たび後手スタート。
序盤から白赤側が非常にアグロな攻勢を仕掛けてくる。
こちらはymd側に《危険なマイア》を置いて少しでも攻勢を凌く。
相手方の青黒側は最速《謎鍛冶》の召還からルーター能力誘発で
どんどん手札を整理しているので、マズいなーと思いながら見ていると
ymd側が《闇の掌握》を引き込んでくれたので《謎鍛冶》に即撃ち。

これで青黒側の相手方が4マナ止まりのマナスクリューになったものの
続けて出てくる《苦痛鍛冶》からパワーブーストを受けた生物が殴りかかって来て
こちらのライフは28→21→16と一気に削られる。

さらに相手方からプレイされるのは《不退転の大天使》。
飛行の4点クロックで残り4ターンの死が見える。

こちらは《転倒の磁石》でなんとか時間を稼いで、
ymd側が再びの《血まなこの練習生/Bloodshot Trainee》プレイから
4点砲台を作ることに成功。天使を撃ち落としてひと時の安寧。
後に《転倒の磁石》は割られてしまうも
flow側も《屑鉄潜りの海蛇》で5/5ブロッカーを立たせることに成功。

そしてflow側が《滞留者ヴェンセール》プレイ。
《屑鉄潜りの海蛇》を警戒持ちにしながら殴っていくプランを立てる。
と、そこにymdが引き込んだのは…《荒廃のドラゴン、スキジリクス》。
あとはカウンターを構えながらドラゴンが斧を持って2回殴って毒殺。



というわけで、デッキパワーに大きく助けられて今回も3-0フィニッシュ。
またこんなパック引けたらいいなー、でも無理だろうな…!w


ともあれ、本日も遊んでいただいた方々、
そしてあれだけ大きな会場で毎回運営して下さっているジャッジの方々にも
改めてありがとうございました!



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【SoMプレリ雑感】

いつものようにシールド構築での雑感。

・レア強い。特に有色のレアが実に強い。
環境柄、普段のカードプールより確定除去カードが少なめ&出難いので
有色のレアクリーチャーは1枚でゲームを決める力を持つ。

・アドバンテージエンジンはアンコモンに多い。
各種三角護符や各種~鍛冶、《皮裂き》や《オキシダの屑鉄溶かし》など
1:2交換以上を狙えるカードはアンコモンに多い。
特にシールドはアンコモンの質がデッキの仕上がりのレベルを分ける印象。

・呪文爆弾は強い。
前述のように、デッキ内のパワーカードを先に引けた方が勝ち易いようなので
デッキ圧縮やキャントリップできるカードは強い。
呪文爆弾は色が合えば入れたほうが良いし、
《地平線の呪文爆弾》に至ってはカードアドバンテージを失わないので
遅めのデッキなら緑が出なくても採用して良さそう。


コメント

ヤス
2010年9月27日2:03

先日はお疲れさまでした。
また機会がありましたら是非遊びましょう!

次は、EDH一緒にやりましょう。

flow
2010年9月28日0:05

>ヤスさん
こちらこそ遊んでいただいてありがとうございました!
是非EDHご一緒しましょうー

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